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メダカの寿命は何年?死因と長生きさせるポイントを解説

メダカの寿命は約1年と言われています

「思ったより短い」そう思った人も多いのではないでしょうか?安心してください。

これは野生のメダカの話で飼育下ではもっと長生きします。ただし、それは“適切な飼育”あってのことなので、管理を怠れば寿命は短くなってしまいます。

そこで、今回はメダカの寿命や死因、そして長生きさせるポイントを解説します。

AQUAさん

長生きしてもらうために欠かせないことなので要チェックです。

メダカの寿命

冒頭でもお話しましたが野生のメダカの寿命は約1年です。

これは、天敵が多いことに加え、病気になったり餌を食べられなくなったりなどした際に助かる見込みが少ないためです。

一方で、飼育下のメダカの寿命は2~3年、長いものでは5年以上生きるメダカもいます

天敵に出会う機会が少なく病気になっても治療してもらえるうえに、栄養価の高い餌を食べられるので健康的に育つことができます。

メダカの死因と長生きさせるポイント

飼育下のメダカの主な死因と長生きさせるポイントを解説します。

メダカを健康的に長期間飼育するためには必要不可欠なので、参考にしてみてください。

飼育者の管理ミス

メダカの死因で最も多いのが「管理ミス」です。

飼育下のメダカは人にすべて管理されているため、ちょっとしたミスが大量死につながることも珍しくはありません。狭い環境だからこそ、なにかあれば被害が全体におよんでしまいます。

具体的には、

  • ヒーターの故障
  • 水質悪化による病気
  • 高水温時の酸欠
  • 無理な過密飼育・混泳によるストレス

など、自然下であれば移動によって回避できることも、限られた空間ではどうすることもできません。飼育下のメダカの寿命は人の管理に対する意識で大きく変わるといえます。

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長生きさせるポイント

長生きさせるためには日々のメンテナンスを徹底しましょう。

水質の悪化は万病の元なので、定期的に水換えして対処します。その際に、水温計を確認して水温が上がり過ぎていないか、ヒーターは設定した温度になっているかといった具合に周辺の状況も確認することが重要です。

大きなトラブルの前には“予兆”があることも少なくないため、被害が大きくなる前に気付くことができます。また、無理な過密飼育や混泳はストレスになり、寿命を縮めてしまうこともあるので控えましょう。

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天敵による被害

飼育下と言っても屋外飼育であれば天敵の被害で死んでしまうことも珍しくはありません

襲われてもどこにも逃げられないことから、気が付いたころには数が大きく減っていることもあります。

代表的な天敵は、

  • ヤゴ
  • 鳥類
  • 哺乳類

特にヤゴはトンボが侵入できる環境であれば発生する可能性が高いので要注意です。また、カワセミやカラスなどの鳥類は定期的にやってくる厄介者で、哺乳類ではアライグマによる大きな被害が報告されています。

長生きさせるポイント

シンプルですが天敵が侵入しない環境を作ってあげましょう。

一番効果的な方法は“屋内飼育”ですが、規模が大きいとそうもいきません。そこで、屋外でもできる対策として、ヤゴやボウフラなどの水生昆虫はネットや蚊帳で水面を覆うと良いでしょう。

同様に鳥類や哺乳類もネットに加えて重しで抑えることによって、メダカが食べられずに済みます。

詳しくはこちらの記事を参考にしてみてください。

メダカが食べられる?屋外飼育で気を付けたい天敵とその対策

メダカの寿命は飼育者次第!

結論として、メダカの寿命は“飼育者次第”といえます

健康や水質、天敵対策などの管理を徹底してあげれば、それだけ長生きする可能性は高まるでしょう。しかし、手を抜いてしまうとケガや病気が増え短命に終わることも少なくありません。

長生きさせるポイントは基本的で簡単なことばかりなので、メダカ飼育を長期間楽しむためにも意識してみてください。

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