小さなボトル状のガラス容器で魚の飼育を楽しむ「ボトルアクアリウム」は、飼育スペースが必要ないこともあって気軽に始めることができます。
しかし、水量が少ないことで水質が変わりやすく酸欠にもなりやすいので、飼育できる生体は限られます。その点、メダカはとても丈夫なので最適な魚と言っても過言ではありません。
今回は、おすすめの飼育容器や水草と合わせて、メダカをボトルアクアリウムで楽しむ魅力をご紹介します。
AQUAさん
ボトルアクアリウムとは
ボトルアクアリウムは、小さなスペースで始められるので、「水槽では置き場所に困る」といった場合にもおすすめです。
- 飼育容器(ボトル)
- 底砂
- 水草
この3つさえあれば良いため、飼育器具の扱いが苦手だったりコストをかけたくなかったりするようであれば、手軽に始められるボトルアクアリウムも良い選択といえます。
ボトルアクアリウムにはメダカがおすすめ!
ボトルアクアリウムにメダカをおすすめする理由は、大きさが小さいだけではありません。
- 水質の変化や酸欠に強い
- 観賞性が高い
といったように、メダカの特性はボトルアクアリウムと相性がとても良いです。
生体でお悩みの方は、メダカを選択肢の1つに入れてみてはいかがでしょうか。
水質の変化や酸欠に強い
ボトルアクアリウムでは小さな飼育容器を使うので、水量を確保することができず水質の悪化と酸欠が問題になりやすいです。
ただ、丈夫なメダカの場合は、水質の変化や酸欠にも強いためその心配もありません。また、屋内であれば加温する必要がないので、専用のヒーターを用意したりコード類で景観をくずしたりせずに済みます。
観賞性が高い
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ボトルアクアリウムは、インテリアとして置くことも多いため、観賞性が重視されることも少なくありません。
しかし、飼育容器が小さいこともあって、迫力のある大きな魚や美しい小型熱帯魚をたくさん群泳させることは不可能でしょう。
その点、メダカは品種改良によって、目を引く華やかさを持った品種が数多く作出されているので、少数でも十分観賞性が高いです。
メダカの品種と特徴ボトルアクアリウムにおすすめの飼育容器と水草をご紹介
ボトルアクアリウムは、シンプルなものであれば、飼育容器と生体がいれば作ることができます。
ただ、それだけでは少しさびしく感じてしまうこともあるでしょう。そこで、ここではおすすめの飼育容器と水草をご紹介します。
飼育容器(ボトル)
ジェックス グラスアクアリウム ティアー M サイズ
飼育容器はガラス製の専用ボトルがおすすめです。
透明度が高く観賞に向いているだけでなく、開口部が広めに作られているので、水面から酸素を取り込みやすいです。ただし、割れやすいので、水換えや移動する際は注意してください。
水草
コケのインテリア コケリウム テラリウム ビオトープ 浮草 ドワーフアマゾンフロッグピット 1株単位
水草は、水の富栄養化を防ぐ効果もあるのでおすすめです。
- マツモ
- ドワーフアマゾンフロッグピット
- ウィローモス
など、小型で低光量でも枯れることがない丈夫な種類が良いでしょう。照明があれば、より多くの種類の水草を楽しむことができます。
ジェックス クリアLED リーフグロー
ボトルアクアリウムで簡単・手軽にメダカを飼育してみませんか?
ボトルアクアリウムは、小さな飼育容器で始められる手軽さが魅力ですが、水質が悪化しやすく酸欠を起こしやすいという不安要素もあります。
しかし、メダカであれば、とても丈夫なので安心して飼育することができます。
「手軽にアクアリウムを始めたい!」という方は、ボトルアクアリウムでメダカの飼育に挑戦してみてはいかがでしょうか。
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