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メダカの産卵と繁殖 その2【孵化編】

食卵、カビを防いで安全に孵化させよう

卵を守る ~卵を孵化用の水槽に移す~

産卵した卵は親メダカが卵を食べてしまう恐れがあるため別の水槽で保護する必要があります。卵がくっついている水草や藻ごと移します。
孵化用の水槽は、フィルター以外は親メダカ水槽と基本的に同じ環境にしてください。底砂利を敷き、卵がくっついた水草や藻を入れます。フィルターの水流は子メダカにとって強すぎて、吸い込まれてしまう為、フィルターは設置せずにエアレーションを弱めに行います。

メダカの元気POINT!「採取する時は」

 

有精卵と無精卵の見分け方
無精卵は取り除かないと水カビの発生などの原因になりますので、取り除きましょう。無精卵は白く濁っており、手でつまむと簡単に潰れてしまいます。有精卵は透明で、手でつまんだくらいでは簡単には潰れません。

 

メスのお腹から卵を採取する場合
実は、メダカの卵はメスのお腹に付着している段階で、他のメダカに食べられてしまうことが多々あります。
効率よく卵を採取したい場合は、メスのお腹についている卵を直接採取するのが効果的です。採取する時はメスの体を傷つけないよう、水につけながら網ですくい、そっと卵をつまんで採取しましょう。

孵化するまでの卵の変化

卵が孵化するには水温25℃の場合、約10日間(250℃日)必要と言われていますが、水温によって孵化する日数は変わります。

ここでは、メダカが孵化するまでの過程をご説明します。
1日目

受精したばかりの卵の中には、小さな泡の粒が多数見られます。これを油滴といいます。受精から12時間後には、油滴が集まってきていくつかの粒になります。この油滴の反対側に、メダカの体となる胚盤ができてきます。

3日目

胚盤が成長し、頭と目ができます。

4日目

卵の中に頭、背、尾ができます。卵の中で丸まっているのが分かります。

6~9日目

目が黒くなり、心臓や血管が確認できるようになりました。卵の中で頻繁に回転運動をします。産んで間のないメダカの卵は、固くてなかなか破れません。メダカはふ化の直前に卵内で、くちから酵素を出し、その酸素で卵を柔らかくします。

10日目

柔らかくなった卵を破って孵化しました。

メダカの稚魚は泳ぎ始めるとすぐに餌を食べます。空腹が1日以上続くと餓死してしまうので、自然のプランクトンなどがいる環境でない場合は、こまめにパウダーフードを与えるとともに、毎日少しずつ水換えをして、水質の悪化を防ぎましょう。

すぐに成長しますので、1cmくらいになるまで2~3週間、隔離したあとは親魚と一緒に飼育することができます。