※この記事はメダカを水槽で飼育する場合を想定しています
メダカを上手に育てるコツの1つは水質管理です。水が良ければ病気になりにくく大きく育ってくれます。水は定期的な交換を行い、新鮮な水に入れ換える必要があります。
ただし、水換えをすると当然、バクテリアも減ってしまうので、一度にすべての水を換えるのではなく、スケジュールを決めて、少しずつ換えるのがポイントです。
水換えをする前に
水槽にコケが生えている場合は、水を抜く前にコケを落としましょう。
その都度全部洗うのではなく、砂の中のゴミやフンといっしょにクリーナーポンプなどで水とともに吸い上げて下さい。
メダカの元気POINT!「コケを落とすタイミング」
水がきれいに見えている時がコケを落とすチャンスです。コケがはっきり見えるようになってからでは遅いです。
水換えの方法
折角メダカが生きていくのに良い水ができたのに、バクテリアが減りすぎたら、最初から水づくりをやり直さなくてはいけません。そこで定期的に約1/3~1/2程度、水槽の水を新しい水に交換します。マット交換の時期も、水換えスケジュールと合わせると万全です。
※新しく入れる水には、必ずカルキ抜きをしてください。
メダカの元気POINT!
●ろ過材交換
(月1回または汚れが目立つ時)ろ過マット、ろ過材などを使用した生物ろ過の場合、掃除をなまけると目詰まりを起こしてバクテリアに酸素が届かず、死なせてしまいます。きれいな飼育水を保つには、定期的にろ過材を飼育水で洗いましょう。
●砂そうじ(汚れてきたら)砂をボウルに移して、水槽に残った水で軽く洗います。水道水で洗うと底砂の中にいるバクテリアがいなくなってしまうので、水槽の水だけで洗うようにしましょう。
便利なお掃除アイテム
- 〈水換え・底のゴミ取り〉
- 掃除により出たゴミや汚れをメンテナンス用品等を使って吸い取ります。水換え時の水の量は毎回同じ量にし、汚れがひどい場合は普段より多めに取りましょう。
- 〈コケ・汚れ掃除〉
- 水槽面はあまり汚れていないように見えても、よく見るとコケは必ず付いています。
きれいに見えている時がコケを落とすチャンス。コケ取りクリーナーで掃除しましょう。