「メダカはアクアテラリウムにもおすすめ」ということをご存知でしたか?
メダカは、上見と横見では体色や模様の見え方が異なりますが、アクアテラリウムであれば両方から観察することができます。
ただ、アクアリウムとは必要な飼育器具が少し違って勝手がわからず、なかなか1歩を踏み出せないこともあるのではないでしょうか。
そこで、今回はメダカにアクアテラリウムをおすすめする理由と必要な飼育器具をご紹介します。
AQUAさん
アクアテラリウムとは
「アクアテラリウム」は、水槽内に水中だけでなく陸地も作り上げるジャンルです。
魚だけでなく、植物や両生類といった陸上ならではの生体を飼育できる点が大きな特徴といえます。大型水槽からボトル容器までさまざまなサイズで作ることができるうえに、水中と陸地の割合を調節することで魚をメインにしたり植物を多くしたりと、自由度が高いのも人気の理由です。
メダカにアクアテラリウムをおすすめする理由
メダカはアクアテラリウムと相性が良い魚です。
- 上見・横見どちらもきれいに見える
- 小型水槽やボトルでも無理なく飼育できる
など、アクアテラリウムの特性によってメダカをきれいに見せることができます。また、メダカは丈夫なので、水質が変わりやすい小型容器で楽しめる点もおすすめの理由です。
上見・横見どちらもきれいに見える
メダカは、上見(上から見る)と横見(横から見る)で見え方が変わります。
「幹之メダカ」は上見、「ヒカリメダカ」は横見といったように種類によってきれいに見える方向は異なりますが、アクアテラリウムであれば両方向からの観賞に向いているため、どんなメダカでも魅力を引き出すことが可能です。
メダカの品種と特徴小型水槽やボトルでも無理なく飼育できる
アクアテラリウムは、植物の割合が多いこともあって、小さな飼育容器でインテリアとして楽しむ人も少なくありません。
ただ、その場合水量が確保できないので、小型で水質の変化や酸欠に強い丈夫な生体が求められます。その点、メダカはすべての条件を満たしているため、安心して飼育を楽しむことができます。
メダカのアクアテラリウムに必要な飼育器具
アクアテラリウムでメダカを飼育する場合、
- 水槽・ボトル
- 底砂
- 流木や岩
- 水草や植物
といったものを準備をする必要があります。また、水槽の場合は、「底面フィルター」を使用すると水質管理がしやすくおすすめです。
ジェックス 底面フィルターセット S 30cm水槽用底面フィルター
水槽・ボトル
ジェックス アクアテラメーカー
アクアテラリウムは、さまざまな大きさ・種類の飼育容器で楽しむことができます。
飼育スペースと生体の数によって決めましょう。専用の水槽は、観賞性が高くおすすめです。
底砂
ジェックス ピュアソイル ブラック 2kg
底砂は、「ソイル」や「赤玉土」がおすすめです。
植物が根を張りやすいうえに、吸着効果によって水質が安定しやすく水量の少ない小型容器にも向いています。
流木や岩
根っこの流木 ミニパック 100g
流木や岩で土台を作り、底砂を盛って陸地を作ります。
立体感を出すためにも、たくさん枝分かれしているものを多めに用意しておきましょう。
水草や植物
斑入タマシダ
水中や陸地部分に植え込む水草や植物を用意します。
- タマシダ
- シノブゴケ
- ポトス
- アヌビアス・ナナ
- ウィローモス
など、丈夫で低光量でも育つ種類が扱いやすいです。照明を用意すれば、その他の植物を育成することもできます。
ジェックス クリアLED リーフグロー
アクアテラリウムはメダカの観賞性を高める飼育スタイル!
アクアテラリウムとメダカは、
- 上見・横見どちらもきれいに見える
- 小型水槽やボトルでも無理なく飼育できる
といったように、特性を活かしやすくとても相性が良いです。
観賞魚としてより美しいメダカを眺めたい、もしくはインテリアのように小型の飼育容器で楽しみたい場合に、アクアテラリウムという選択肢はいかがですか?
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