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産卵と稚魚育成を効率よく行うために。容器と産卵床を工夫しよう。

メダカを飼育する楽しみの一つに、産卵や稚魚育成がありますよね。今回はメダカの卵を回収しやすい産卵床や、稚魚育成を効率よく行うための容器についてご紹介します。

AQUAさん

メダカを飼育している人のなかには、産卵や稚魚育成に挑戦したことがある人もいるのではないでしょうか。産卵床と容器を工夫すれば、より多くのメダカを効率よく増やすことができます。飼育環境や目的に合わせた産卵床や、稚魚育成のための容器について学び、メダカの繁殖に挑戦してみましょう。

メダカの産卵と稚魚育成のポイント

メダカは一定の条件が揃えば、ほぼ毎日産卵を行います。ここではメダカに産卵してもらうための環境や準備、稚魚の育成を確実に進めるための最初のポイントをまとめました。

メダカが産卵するための条件

メダカは春~秋の時期に繁殖活動が活発になり、水温が18℃を超えるようになると産卵します。繁殖できるサイズのオスとメスを一緒に容器に入れておくと、相性がよければほぼ毎日10~30粒ほどの卵を産むようになります。産卵を確実にするには、オスよりメスのほうが多くなる割合で、5匹以上のメダカを用意します。

産卵には多くのエネルギーが必要なので、繁殖期のメダカには栄養価の高い餌を与えましょう。室内で飼育している場合は、保温ヒーターを使用して水温が27℃前後になるように設定し、日照時間が一日13時間ほどになるようにライトをつけると寒い時期でも繁殖が楽しめます。

卵は親メダカの容器と分ける

稚魚育成を行うための最初のポイントは、メダカが産卵したら卵を別の容器に移すことです。そのままにしておくと親メダカは卵を食べてしまうため、なかなか稚魚が増えません。奇跡的に孵化したとしても稚魚も食べられてしまいます。まずは卵を見つけたら親のいる水槽から分けることが重要となります。

卵専用の容器があることが望ましいですが、手軽に分けたい場合は水槽内に設置できる隔離ネットを使用しましょう。

有精卵と無精卵を分ける

卵が産みつけられた産卵床をそのまま別の容器に移動させていく方法もありますが、さらに効率よく稚魚育成をするためには、有精卵だけを容器に移します。無精卵や、卵同士を繋げている付着糸は水カビに侵されやすいため、取り除かないと有精卵までダメになってしまいます。指で転がすと糸は簡単に取り除けます。

有精卵は黄色味がかった色をしており、指で転がしてもつぶれないので安心してください。有精卵と無精卵をメチレンブルー水溶液に入れると、もっと簡単に判別することができます。

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通水性の高いく、且つ稚魚が逃げ出さない細かいメッシュででてきており、そのまま浮かべることができて便利

メダカの卵を効率よく回収できる産卵床は?

メダカは産卵した卵を産卵床にくっつけます。せっかく産卵した卵は、無駄なく集めたいですよね。メダカの産卵床の種類や、卵を効率よく回収できるおすすめの産卵床についてご紹介します。

メダカの産卵床の種類

メダカの産卵床には、ホテイ草やアナカリス、マツモなどの水草がよく使われています。ホテイ草は葉の部分が広がっているので、産卵床のほかに日陰や隠れ家の役割もはたします。水草以外では、人工の産卵床を使用することができます。人工の産卵床には、スポンジ製の浮かぶものや、ネットを丸めたものがあります。

効率よく回収できるのは人工の産卵床

メダカの飼育容器の景観を重視するなら水草ですが、本格的に繁殖を楽しみたい人には人工の産卵床の使用をおすすめします。人工の産卵床は、産み付けられた卵が見つけやすく、別の容器への移動が手軽に行えます。またメーカーから発売されているものは、メダカが産みやすく卵が落ちにくいように工夫して作られているので、多くの卵を効率よく回収することが可能になります。

底に沈むタイプの産卵床は、下に落ちてしまった卵を回収するときに便利です。ダルマメダカやスモールアイなどの品種によっては、産卵床に産み付けるのが下手なメダカもいるようです。このようなメダカの卵を回収したいときは、沈むタイプの産卵床が必要となります。

手作りならコスパもいい

人工の産卵床は一つ200~300円ほどで販売されていますが、手作りすることもできます。ハードスポンジ、結束バンド、浮かせるためのスポンジといった材料は100円均一でも購入が可能です。数百円で多くの産卵床を作ることができるため、コスパも良いです。産卵床が大量に必要な人は、手作りしてみるのも良いでしょう。スポンジは黒や緑など自然にもある色にするとメダカも警戒しません。

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特殊な繊維で作られており、卵や稚魚を雑菌から守ってくれる抗菌作用がある。

効率よく稚魚を育成するには容器を工夫する

メダカの稚魚を育てるには、こまめな餌やりや十分日光に当てるなど重要なポイントがいくつかあります。餌や日光には気を付けているのに、なかなか大きくならない場合もあるのではないでしょうか。実は稚魚を入れる容器を工夫することで、早く大きくすることができるのです。

稚魚専用の容器になるもの

孵化したてのメダカの稚魚は、針子と呼ばれておりとても小さいです。タッパーやバケツなどどのような容器でも大丈夫ですが、水は5センチほど入れておけば十分です。あまり水を入れすぎると稚魚が体力を消耗してしまったり、餌を食べられなくなったりしてすぐに死んでしまいます。稚魚の成長の様子を見ながら、過密飼育にならないように容器を大きくしていきます。

稚魚の大きさによって容器を分ける

稚魚がある程度大きくなってくると、同じ時期に生まれたメダカでも成長にばらつきが出てきます。二倍ほど差が出てきたら、大きめの稚魚と小さめの稚魚は容器を分けて飼育します。同じ容器で飼育していると、小さい稚魚は食べられてしまったり、餌をうまく食べられないなどの影響を受け小さいままとなります。

効率よく育成するためにも、メダカは大きさを揃えて容器を分けましょう。分けた容器でも、またばらつきが出てきた場合はさらに容器を分けます。容器がたくさん必要になってしまいますが、この作業をすることでしっかりメダカを成長させることができます。

ゆとりのある容器なら早く大きくなる

容器の大きさはメダカの大きさにも影響してきます。大きな容器でゆとりをもって育成した場合と、過密飼育をした場合とでは前者のほうが成長スピードが圧倒的に早くなります。早く成長すれば、そのメダカがまた産卵することが可能となるので次の世代のメダカを楽しむことができるのです。

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メダカを美しく見せるダークグレーカラー。深型で広いほか、地熱の影響を受けない作りになっている。

AQUAさん

メダカの産卵床と容器を工夫して、効率よくメダカを増やしてみましょう。いろんなメダカを組み合わせて、オリジナルのメダカを育てるのも楽しいですよ。

2 COMMENTS

TODO

針子、孵化してからどれぐらいでパウダーの餌を与えたらよいのでしょうか?
どれ位に成長したら、広い容器に移したらいいのでしょうか、現在親とは別の広い容器の中に、卵と針子をネットで゛隔離しています。

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AQUAさん

メダカの針子は泳ぎ始めると餌を食べ始めます。餌がまったくないと餓死してしまうので、餌を与えましょう。お庭などで飼っていると自然の微生物を食べますが、小さな容器などではパウダーフードが最適です。1cmくらいになれば親に食べられることもありません。

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