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メダカの卵の孵化率を上げる方法!水温・水質・日照時間がポイントです

 

「メダカが繁殖はするけれど、卵の孵化率が悪い」といったお悩みはありませんか?

たくさん産卵しても上手く孵化しないのは、水温や水質、日照時間など、飼育環境に問題がある可能性があります。せっかく生まれた卵は、できれば全部孵化させたいものです。

そこで、今回はメダカの卵の孵化率を上げる方法をご紹介します。

AQUAさん

メダカの卵は放っておいても孵化しますが、より効率的に繁殖させたり品種改良したりしたい場合は、孵化率に目を向ける必要があります。ちょっとしたことで結果が大きく変わることも少なくありません。

メダカの卵の孵化率を上げる方法

メダカの卵の孵化率を上げるポイントは、

  • 水温
  • 日照時間
  • 水質

この3つに気を配ることです。どれか1つ欠けても孵化率に影響するので、具体的に解説していきます。

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水温を25~28度に保つ

一般的にメダカの卵は累積で「250度」に達すると孵化すると言われています。

これは、水温が25度の日が10日続くと孵化するということです。もちろん、水温が高ければ、それだけ短期間で孵化しますし、低水温の日が続くと時間がかかります。

ただし、高ければ良いというわけではなく、高水温が負担になってしまうこともあるため、25~28度を維持すると良いでしょう。

日照時間を13時間以上にする

卵の孵化には「光量」も必要な要素です。

生物が健康的に成長するためには光が必要で、それは卵も例外ではありません。1日に13時間以上日光が当たるように調節して、卵の成長を促します

LEDなどの照明でも問題ありませんが、日光の方が効果は高い傾向があります。ただ、長時間日光が差し込むと水温が上がり過ぎることがあるため、日除けなどで適度に日陰を作ることも大切です。

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きれいな水で飼育する

卵は、できるだけきれいな水質で飼育するようにしましょう。

汚れた水は雑菌が多く、カビの原因になります。カビが生えると卵が死んでしまうので要注意。

また、富栄養化により卵にコケが生えて孵化率が下がってしまうこともあります。餌をやらないので、水換えする必要は基本的にありませんが、卵を隔離する飼育容器にはきれいな水を入れておいて、そこに卵を隔離するようにしましょう。

また、水質浄化能力が高い「ホテイアオイ」を入れておくのもおすすめです。

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通水性を確保する

卵が密着した状態では通水性が悪く、カビが生えてしまうことがあります。

水草に産み付けられた卵の塊をばらして管理すると、カビはもちろん、コケの発生を抑える効果が期待できます。また、弱いエアレーションをすることで、ちょっとした水流を作るのも良い方法です。

その場合は、あまり強くし過ぎて卵が撹拌されて傷つかないようにしましょう。

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カビが発生した卵は取り除く

カビが生えた卵は、早めに取り除きましょう。

カビが他の卵に移ってしまうことがあります。また、白く濁った未受精卵はカビやすいので、見つけ次第取り除いた方が良いです。

カルキ未処理の水道水やメチレンブルーを使う

卵の飼育水にカルキ(塩素)を除去していない水道水を使ったり、メチレンブルーを入れたりする方法もあります

カルキやメチレンブルーに含まれる殺菌作用によって、卵の天敵であるカビを防ぐ効果的な方法です。ただし、あくまで「卵の期間」だけで、その水の中で孵化してしまうとダメージを受けてしまうので、数日で孵化しそうな卵は通常の水に戻す必要があります。

手間がかかる少し玄人向けの方法です。

卵の孵化率を上げて効率良くメダカを繁殖させよう

メダカは、飼育が簡単な魚ですが、効率的に繁殖させたかったり品種改良したりする場合は、卵の孵化率を上げる工夫が必要です。

  • 水温を25~28度に保つ
  • 日照時間を13時間以上にする
  • きれいな水で飼育する
  • 通水性を確保する
  • カビが発生した卵は取り除く
  • カルキ未処理の水道水やメチレンブルーを使う

これらのポイントを把握して、繁殖や品種改良に活かしてみてください。

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