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メダカを水槽に放すまでの段取りをご紹介!水温・pHには要注意

メダカを購入して連れ帰ってきたら、真っ先に水槽に放したくなるものです。

しかし、ちょっと待ってください。水槽にメダカを放す際には水温・水合わせなどの手順があり、間違った方法だとせっかくのメダカが弱ってしまうこともあります。

そこで、今回は大切なメダカを安全な方法で水槽に放すまでの段取りをご紹介します。

AQUAさん

メダカだけでなく、熱帯魚や金魚を水槽に放す際にも応用できるので、マスターしておいて損はありません。

メダカを水槽に放すまでの段取り

メダカを水槽に放すまでの段取りは大きく分けて4つです。

  • メダカの状態を確認する
  • 水温合わせをする
  • 水合わせをする
  • 泳ぎ方や混泳魚との相性をチェック

なかでも「水温合わせ」と「水合わせ」は重要なので、忘れず行いましょう。

水槽入れる前にメダカの状態を確認する

購入してきたメダカは袋に入った状態がほとんどで、そのままメダカを観察して異常がないか確認しましょう。

もし、病気の症状があれば、水槽に放す前に薬浴などの処置が必要です。特に体に白い白点が現れる“白点病”は感染力が強いため、混泳魚にうつさないためにも注意しましょう。

購入前に確認できれば良いのですが、確認していても意外と見落としてしまうことも珍しくありません。

水槽に入れてからでは手遅れの場合もあるので、しっかり確認しておきましょう。

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水温合わせをする

確認して異常がなければ次は水温を合わせます

水温に大きな違いがあると、ショック症状で弱ったり死んだりしてしまうこともあるので、とても重要な工程です。とはいえ、袋のまま水槽に浮かべるだけで良いため、難しいことはありません。

冬場やヒーターを使用している水槽にメダカを放す際など、温度差がある場合に効果的な方法です。およそ30分程度浮かべておけば問題ありません。

水合わせをする

水温合わせが終わったら水合わせに移ります

水合わせは水質の差を少なくすることで“pHショック”というショック症状を防ぐ方法です。pHショックになると高確率で死んでしまうため、水合わせは欠かせません。

具体的な方法は、

  • メダカをバケツに移す
  • ソフトホースなどで少しずつ水槽の水をバケツに入れる

水槽の水をバケツに移す際は「分岐コック」を使うと、水量を調節できるので便利です。

点滴よりも速いぐらいに調節すると良いでしょう。ただし、基本的にメダカは丈夫な魚なので、極端に速くなければ神経質にならなくても大丈夫です。

およそ、30分~1時間程度、水合わせできれば問題ありません。

泳ぎ方や混泳魚との相性をチェック

水合わせが終わったら、いよいよメダカを水槽に放します。

網で優しくすくって水槽に移しましょう。このとき、バケツの水には病原菌がいる可能性があるので、できるだけ水槽に入れない方が良いです。

メダカが水槽に入ったら、しばらく観察して異常がないかチェックしてみてください。特に混泳魚がいる場合は、新しく入ってきたメダカを攻撃することがあるため、要注意です。

もし相性が悪いようであれば、水槽内にケースを浮かべるなどして一時的に隔離します。新しい環境に慣れておらず、ストレスが多いなかで攻撃を受け続けてしまうと弱ってしまうことも珍しくはありません。

水槽に入れて間もないうちは、できるだけ負担がかからないよう心がけてあげましょう。

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水槽にメダカを放すときは水温とpHに注意しよう

メダカは熱帯魚ほど、水温や水質の変化にうるさくないので、神経質になる必要はありません。

ただし、品種改良されたメダカのなかには繊細な個体もいるため、丁寧に扱ってあげた方が良いでしょう。

今回ご紹介した方法であれば、メダカにかける負担を最小限に抑えられるので、新しく水槽に迎える際に実践してみてください。

 

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